気違いのお茶会

最近見た映画について。
アリス・イン・ワンダーランド
3Dで鑑賞。ティム・バートンが描く不思議の国のアリスのその後。3Dというとこに過剰に期待すると肩透かしを食うだろうけど、極彩色のワンダーランドは十分に美しい。マッドハッターのファッターワッケンだけでも見る価値あり。ちなみに、

「いかれ帽子屋」という用語の語源は、帽子のフェルトの加工過程に水銀が使用されていた時代に由来すると考えられる。当時の帽子製作において、帽子職人が水銀の蒸気を吸入するのを防ぐことは不可能であった。水銀の吸入を繰り返す内に、体内に残留した水銀は錯乱した発語行為や乱視などの神経障害を引き起こした。また水銀中毒が危険なレベルにまで進行すると、中毒者は幻覚などの精神錯乱の兆候を示すことがあった。—Wikipedia

なんだそうです。ヘレナ・ボナム・カーターの演じる赤の女王はもちろん、アン・ハサウェイの演じる白の女王もかなりおかしい。どちらが治めるにしてもワンダーランドはワンダーランドなんでしょうね。エンディングも綺麗。
アリス・イン・ワンダーランド オフィシャルサイト

タイタンの戦い
3Dで鑑賞。オープニングの宇宙と、オリンポスの神々の足元に広がる地上の世界は綺麗でした。蠍に乗って旅したりするのも面白いけど、いまいち物語にうまく入っていけない。レイ・ハリーハウゼンのストップモーションを使用した1981年の『タイタンの戦い』をもう少しシリアスで現代的な映画にしたかったのだろうけど、うまくいかなかったようです。魔法使いは好きなタイプのキャラクターなんだけど出てくる映画を間違えたようなちぐはぐな感じになってしまっている。ハリーハウゼンの完璧なデザインに対向できるとすれば、WETAギレルモ・デル・トロじゃないかな。ブーボーをもっとフューチャーすべきでした :) 同じ神話を題材にした映画なら『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』のほうが楽しめるのでは。
映画『タイタンの戦い』オフィシャルサイト

シャッターアイランド
なんていうか、ミイラ取りがミイラ的な、幽霊の正体見たり的なオチはやっぱりな感じがして残念。原作とは違うらしいラストでの主人公の選択が救い。謎解きうんぬんはともかく重厚で見ごたえのある映画だと思います。緊張感を盛り上げる音楽も印象的。スタンリー・キューブリックの『2001年宇宙の旅』や『アイズ・ワイド・シャット』でもその音楽が使用されているリゲティ・ジェルジュの曲も使われていました。ところで、英語のサイトなどでは Gyorgy Ligeti (ジェルジュ・リゲティ)と表記されているのですが、ウィキペディアでは Ligeti György Sándor と書かれています。前にハンガリーでは日本人と同じく苗字が前にくると聞いたことがあるので、正式にはリゲティ・ジェルジュということなんでしょうね。
YouTube – György Ligeti – Lontano
映画『シャッター アイランド』公式サイト

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